2011/02/26

牛乳パック

牛乳パックがたくさんあったから




一辺を切り抜いて




内側をオーブンペーパーで覆い




パン生地を捏ねて




牛乳パックの中に入れて




発酵させて




焼く。




小さくて可愛い食パンの出来上がり。





ラスクに丁度いい大きさだとか。ラスクになる前に食べちゃうだろうけれど。

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2011/02/19

2/17日記

2/17日記

右袋はぎは痛みから引っ張られるような違和感に変わってきた。接骨院通いの成果が出始めたのか、痛みになれてきたのかわからないが、随分楽になったことは確かだ。筋肉が固くなった感じがするが、ここで焦ってストレッチなんかした日には振り出しに戻ってしまう。時間をかけてちゃんと治そう。

今月の頭、スズキが前代未聞の爆釣だった本牧の海釣り公園は、昨日今日と全く釣れていないらしい。スズキはもちろん、鰯などの小魚も全くかからない。このままだと日曜日にあるルアー大会は可哀想な結果になってしまうだろう。釣り好きの同僚は前倒しすれば良かったのにとぼやいている。

釣れない時間も含めて釣りなんだよね。シーバスねらいのルアー釣りなんて釣れない釣りの代表格だから、バッサーならばそのあたりのことをよーく弁えてるよ。

ベーカリーパーセントという言葉を初めて知った。パンに使用する粉の量を100%として、他の材料の割合を示す数値。例えば、強力粉70%・薄力粉30%・ドライイースト2%・食塩2%……水72%、という具合である。合計値が100%を超えるのに違和感を覚えるが、パンのレシピを伝える方法として、合理的でわかりやすいやり方だ。

パンに限らず他のレシピも分量を割合で表現すればいい筈だが、基準になるものがマチマチになるから難しいのだろうな。
……と思ったけれど、アマゾンで「割合で覚える和の基本」なる本を見つけた。面白そうだ。

最近パンづくりが楽しくて仕方ない。味も素っ気もない粉をこねて焼くと、ふわっと膨れて食べ物になるのだ。古代エジプト人のように、パンを発見した気分でいるのかもしれない。ちょっと配合を違えるだけで味ががらっと変わるのも面白い。この流行りは当分続くだろう。


2011/02/18

2/16日記

朝食は15センチデコレーション型で作ったケーク・サレ。底面積が大きい分、膨らみが足りない感じがするけれど、しっかりとした生地に濃厚なチーズの味は良くあうと思う。

焼け上がった後、型に貼った紙が取りづらかった。型に合わせて切り抜かれている紙を使ったのだが、オーブンペーパーの方が具合がいいようだ。

具材に使った菜の花の風味が感じられないのは、粉を混ぜてから具を入れるケーク・サレの製法に依るものだろうか。液状のままオーブンに入れるキッシュならば、菜の花の苦みがほんのりと卵液に滲み出していたに違いない。子供向けには苦みが少ない方が良いだろうけれど。

水曜日の弁当はボリュームがある。ご飯は自分でよそうからダイエット仕様の控えめだが、おかず入れは親父が詰めるのでそうはいかない。

今日は大ぶりの餃子二つにビーフン、ピーマンの炒めものがぎっちりと入っていた。なんだかおかずがご飯の倍ぐらいあるかのような印象だった。

親父は人に物を喰わせるのが好きなのだ。この点についてはしっかりと血を引いていると思う。

接骨院の三日目。昨日と同様、電気刺激の後に超音波を当てる治療を受けた。右足に電極を付けて貰い、枕を胸に抱いてうつ伏せになる。あとは携帯をいじりながら終わるのを待つのみ。テレビがついているのに画面が見られないのが、少々残念なところだ。

整体師の先生は話好きの自転車乗り。うっかりトライアスロンに興味があると漏らしたら、その話が止まらなくなってしまった。

スイムとバイク、ランの各種目では、使う筋肉が全く異なるとのこと。そのためトライアスリートはバイクトレーニングの後、すぐにランニングを行う。これまでトランジットのトレーニングは単なる着替えの練習(笑)だと思っていたが、もっといろいろな要素があるようだ。そのあたりは武蔵中原のアヤト先生に習うべきか。


2011/02/13

高野豆腐

高野豆腐を水で戻し




ひたひたの水で




炊飯器で炊くと




豆腐になるということだが




出来たのは豆腐ではないようだ。

この煮詰めた豆乳風の物体は、ワサビ醤油でおいしく頂いた。

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2011/02/07

人目を気にしてブランコにも乗れない大人と、その息子と公園

ラグビー場近くの公園で迎えを待つ間、二人並んでブランコに乗った。

どちらが大きく漕げるか勝負を仕掛けてくる息子。それは望むところだ。まだ君に負ける訳にはいかない。



吊金具がキシキシと音を立てる。植木が揺れて視界が全部空になる。ビュー、ビューと、耳を撫でてゆく風が心地よい。久しぶりの感覚だ。「パパやるねぇ」

「おつかれさまでした」の声に下を見ると、コーチがそこに立っていた。ブランコから慌てて降りて挨拶を返す。笑顔が爽やかでこちらは居心地が悪い。

彼は再び勝負を挑んできたが、もうブランコには乗らなかった。「ふぅん」と呟き、滑り台に興味を移してしまう。私はその様子をベンチに座って見守る。

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2011/02/05

花束

奥さん:花を買ってきたって、結局おもちゃにしてるんじゃない。

丼:おもちゃって、写真撮ってるだけじゃん。

奥さん:さっきから何枚写してるのよ。

丼:君には花を愛でる心はないのかい?

奥さん:あるよ。だから生けたんでしょ。

丼:この牛乳パックみたいな花瓶、いいね。

奥さん:それは花瓶じゃなくてミルクピッチャー。牛乳パックじゃなくて生クリームのパック。

……そんなのどっちだっていいじゃん。

丼:わかったよ。コーヒー淹れるから待ってて。

奥さん:わーい、ありがとう。

我が家は奴隷制を採用している珍しい家族なのだ。

結婚記念日

定時でさっと上がったのは

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それは、プールに行くためじゃなくて

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ウォーキングを楽しむためじゃなくて

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そんな自分勝手じゃないんだよ

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さあ、早く帰ろう

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ちょっと寄り道

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これでよし

ただいま

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いままでありがとう
これからも頼むよ


2011/02/04

130円の旅

大都市近郊区間では、実際に乗車した区間に係わらず最も安くなる経路で運賃を計算する。

JR東日本:切符に関するご案内

つまりぐるっと大回り乗車しても、下車するのが隣の駅ならば、初乗り運賃となるのだ。但し途中下車はできないから改札口の外には出られず、同じ区間に二度乗車してはいけないので一筆書きのルートになる。

この制度は電車好き、特に「乗り鉄」にはたまらない魅力がある。制約が多いとはいえ、130円で一日中様々な鉄道を楽しむことができるのだ。「大回り乗車」を知ってから、東京の大都市近郊区間地図を眺めることが多くなった。そして近場でも行ったことのない場所が多い事に気付かされる。

街を歩くことは無理でも、車窓観光ならば存分に楽しめる。それで気に入った場所が見つかったら、時間をとって観に行けばいいのだ。そう思うと居ても立ってもいられない。期限切れが近い有給を使って、このチープな旅に出ることにした。

■自宅(世田谷)から三鷹まで

自宅から知り合いの耳鼻咽喉科医院のある三鷹まで歩く。花粉の季節が近いのだ。もう鼻がムズムズし始めている。

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11.71km/1:55:39。時速6kmぐらいかな。

■三鷹
↓11:27
↓JR中央線快速・高尾行
↓11:59
八王子

八王子駅は旅の玄関口。僕にとっての非日常はこの駅から始まる訳で。

■八王子
↓12:08
↓JR八高線・川越行
↓12:45
高麗川

フォト フォト
電化されているけれど、単線でドアも半自動だ。沿線の木立が近い。木々の合間を抜けていくような感覚だ。

■高麗川
↓13:02
↓JR八高線・高崎行
↓14:27
倉賀野
↓14:39
↓JR高崎線
↓14:44(4)
高崎

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空いている。クロスシートを占拠できた。
ここから非電化区間。ディーゼルエンジンの音が心地良い。

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車窓から架線が見えない風景が新鮮。

■高崎
↓15:06(6)
↓JR両毛線
↓16:49(8)
小山

高崎駅の駅ナカコンビニ「NEW DAYS」が改装中だった。これはなかなか厳しいことで、小山に着くまでのど飴一個で凌ぐことに。ひもじい。

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群馬ディストネーションキャンペーン中とのこと。

桐生、足利、栃木と、両毛線沿線には魅力的な小都市が多い。いつか、一つ一つ丁寧に回ってみたいと思う。

■小山
↓17:05
↓JR湘南新宿ライン・逗子行
↓18:18(1)
新宿

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ここでグリーン車を奢った。安さを追求しているのに本末転倒な行動だとは思うが、ちょっと草臥れたし、もうちょっと旅の雰囲気を味わいたいし……

車窓から駅前の居酒屋の看板が良く見える。空腹のせいかそれが気になって仕方がない。日本海庄や、生ビール190円……なんてのが目に入ると、出張帰りと覚しき集団がアテンダントに缶ビールを注文している。プシュー、なんて音が聞こえて我慢の限界が近づく。

でも、禁酒続行中。

■新宿
↓18:25(11)
↓JR中央線快速・武蔵小金井行
↓18:40
吉祥寺

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到着。時間が経っているので、この切符で自動改札機は通れない。駅員のいる窓口で通してもらうほかないのだが、小心者の僕は説明する自信がなくてどきどきしてしまう。

しかし駅員は慣れたもので、「あ、大回りね。どうぞ」と、あっさり通してくれた。
心配して損した。でも、あの馬鹿にしたような目線は忘れないぞ。

出発日:2011/02/02
所要時間:7時間13分
片道金額:130円


車窓から眺めるだけでお預けを食らっていた街歩きを楽しみ、吉祥寺のアーケード街でコーヒーを一杯飲む。

やっぱり外に出られないのでは物足りないな。食べることも楽しみたいし。

それでも、それなりの達成感はある。